鹿児島大学と鹿児島経済連との産学官共同研究 ネコブセンチュウと増収
鹿児島県では、ゴーヤーのネコブセンチュウ被害がひどく、産地の振興の大きな障害となっています。サンビオティック資材では、
ゴーヤーのネコブセンチュウの被害を軽減し、収量を増加させるために、鹿児島県経済連と鹿児島大学農学部との産官学共同研究を行っています。
Ref:http://www.karen-ja.or.jp/cgi-bin/skeleton/SkinView.cgi?mode=1&cid=1&id=886&html=./detail_01.html&link=1
サンビオティックの微生物資材と補助資材を利用して、土壌微生物相を改善し、またネコブセンチュウの攻撃を受けても、 それを超える発根を促しダメージをカバーすることで、ネコブセンチュウ被害の軽減と増収を達成するのが目的です。
この写真は、12月に農業改良普及所の方が掘りあげたゴーヤーの対象区の根です。
この対象区は前作に、センチュウトラップのためにソルゴーを栽培したあと、テロン(DD剤)でのセンチュウ消毒を実施した区です。
ご覧の通り、無作為に掘りとった根の5本のうち3本はひどいネコブセンチュウ被害を受けていました。 ここまでの被害があれば当然ですが、定植後2ヶ月程度から根の生理が阻害され、水や栄養を供給できないために、葉はしおれ黄化し、枯れてゆきました。
ソルゴーとの輪作、土作りから、万全の対策を行ったはずですが、結果は失敗でした
これに対し、こちらがサンビオティック栽培の試験区です。
ソルゴーによるセンチュウトラップはしておりませんが、菌力アップで馬糞堆肥を製造し、
施用しています。堆肥での土作りからやった成果か、無作為に掘りあげた5本とも、ほとんどセンチュウの被害は見られずきれいな発根状況が確認されました。
掘りあげたものの中には、ネコブのついている物もありましたが、いずれも軽微で、明らかな差があることが実証されました。
これだけ健全な発根・根張りがありましたので、栽培については、通常は栽培が終わる11月末まで、しっかりと収獲できる状況でした。
その結果、対象区に対し著しい増収を記録しました。
この現象の分析については、鹿児島大学で分析しているところですが、総合的な微生物相の改善、 自活性センチュウと寄生性センチュウのバランス、発根促進の結果だと考えられます。サンビオティックでネコブセンチュウの被害軽減に対して、 一定の成果が出たものと高く評価していただいております。今後のさらなる使用方法・活用法の技術向上を推進してゆきたいと思います。
今回の試験で使用した資材は、次の通りです。
菌力アップ、
糖力アップ「潅注用」、
鈴成(すずなり)



