サンビオティック体験記

イチゴの育苗 強い苗づくり 炭疽病(タンソ病)対策

長崎県島原地域でサンビオティックでの育苗試験に取り組んでおられる生産者の事例です。

下の写真をご覧ください。この明らかな差がわかりますでしょうか?

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今回は有機肥料「鈴成」を用いて、病気に強く大きくしっかりとした健苗育成を目指して試験をしました。

見ておわかりのとおり、左が鈴成を使用した試験区、右が一般栽培です。
この試験では、鈴成を10%、培土に混ぜて栽培をしました。
鈴成を与えた区は、白根が良く張っていて、クラウンも太い様子がよく分ります。

もちろん、鈴成には窒素がほとんど入っていないので、窒素による花芽のバラツキや、タンソ病を誘発する心配はありません。
生産者もこのことが分かっているからこそ、リン酸やカルシウムでこれだけの差が出たことに大変喜ばれました。

イチゴ農家の方は分かるかと思いますが、鈴成を使用すると、葉色も鮮やかな若葉色となります。

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これが、鈴成に含まれるリン酸のみならず、多種多様な微生物が生産する生成物により、非常にバランスよく生育している証です。こちらは、8月上旬の写真ですが、暑さが続くとますます差が開いてきます。

育苗に使用する鈴成は計算してみると、1株0.2円程度です。非常に低コストでできる育苗のワンポイントです。
皆さんもぜひお試しください。