ノウハウ手帳

タマネギ(玉葱) 元肥 活着促進、発根促進、初期生育、べと病対策

品名使用量
(10a当たり)
使用回数使用方法
有機百倍100kg元肥土壌混和
鈴成100kg元肥土壌混和
硫酸マグネシウム40〜60kg元肥土壌混和
菌力アップ200倍希釈液2回程度根回し水として
潅水

上の表は横スクロールで確認できます。

観察ポイント
発根が促進され、葉の展開が速く、生育ステージが全般的に早い。
葉色鮮やかで厚みのある葉が観察される。葉に光沢がでると、べと病のリスクは大変低い。

備考
豚糞や鶏糞など窒素の多い堆肥を多く施用した場合は、その分の窒素を考慮して有機百倍を半分程度まで減らすことも検討します。
また、土壌分析に基づき、マグネシウムのほか、石灰、鉄、亜鉛、ホウ素、マンガンなどのミネラルが不足しないよう施用しておきます。
上記では、カリ成分は4kg/10a程度しか含まれておりませんが、これは堆肥施用によるカリが畑に十分あると想定しているためです。
堆肥を施用しない場合は、カリが足りませんので、硫酸カリや塩化カリ、または有機カリ肥料(草木灰、パームアッシュ等)を使用し、カリ成分で15kg〜20kg程度は施用します。