有機酸キレートカルシウム「本気Ca」(マジカル)

多くの作物で、最も多いと言ってもよいのが、土壌中のカルシウムの過多または不足による生理障害です。
本気Ca(マジカル)を施用することにより、カルシウム欠乏を効果的に予防すると同時に、農産物の病害虫抵抗性を高めます。さらには、果樹や果菜類の品質向上、糖度・食味の向上に大変おすすめです。

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資材の種類 有機酸キレートカルシウム液肥(ほう素入り)
容量 2kg,10kg
価格(税込) 2kg 2,530円
10kg 8,800円
性状 やや粘性のある褐色液体
肥料成分(分析値) キレートカルシウム
(CaOとして) 8.95%
水溶性ほう酸
(B2O3として)1.15%
pH    6.1
主な内容 (特殊肥料等入り指定混合肥料又は土壌改良資材入り 指定混合肥料の原料)

普通肥料(肥料の品質の確保等に関する法律第4条第1項第3号に掲げるものを除く。)(5%以下):ほう酸塩肥料
特殊肥料(95%以上):カルシウム肥料

※本商品には、本格にがり、純正木酢液を含んでいます。

有機酸キレートカルシウム「本気Ca(マジカル)」の特長

吸収力と効果がバツグン!キレートカルシウム最高濃度を実現!
有機酸カルシウム+ほう素配合液体肥料

この商品は、サンビオティックが本気になって作ったカルシウム資材ということで、本気Caと書いて「マジカル」と読みます。

カルシウム原料には、高純度水酸化カルシウムのほか、アミノ酸や微量要素を豊富に含む卵の殻を使用しました。酢酸や木酢液由来の、吸収に優れた有機酸キレートカルシウムを、高濃度に含んでいます。(CaOとして8.95%程度)
※塩化カルシウムや硝酸カルシウムなどのカルシウム肥料(化成肥料)は、一切使用していません。

また、水溶性ほう素(1.15%)を含んでおり、植物の細胞壁の原料であるカルシウムとペクチンをともに与えることができます

有機酸キレートカルシウムは、水への溶解性や安定度が高いため、植物への吸収が良く、また植物内でのカルシウムの移動が良くなります。一般にカルシウムは、植物内の移動性が悪いと言われていますが、「本気Ca」のカルシウムは微量でも効果が高いのは、吸収性、移動性の良さに理由があります。

「本気Ca」は、潅水、葉面散布の両方で使用できます。カルシウム欠乏を効果的に予防すると同時に、農産物の品質を高め、同時に病害虫抵抗性を高めます。

果菜類、果樹などの作物では特に、本気Caを定期的に施用してみてください。作物が締まり、比重は重く、皮の硬い果実が収穫できます。果実は、着色が良く、風味や糖度が高まり、食感が良くなります。

また、軟弱な野菜であるネギ類や葉菜類は、病害虫に強く、締まりのよい野菜に育ちます。ジャガイモや、サツマイモは、圃場に石灰を施用しない場合が多いですが、「本気Ca」を葉面散布すると、収量増や貯蔵性の向上が期待できます。柑橘の浮皮防止や、果菜類の裂果・生理落果防止などにも役立ちます。

※菌力アップ、コーソゴールド、マジ鉄など、他のサンビオティック資材との混用が可能です。(原液同士の混合は避けてください。)
※農薬との混用が可能です。

カルシウムによって激変する植物生育

植物にとってカルシウムとは

多くの作物で、「最も多い」と言ってもよいのが、土壌中のカルシウ ムの過多または不足による生理障害です。葉先や生長点が枯れるチップバーンや芯腐れは代表的ですが、果菜類の尻腐れ症など、組織がつぶれてしまう症状が典型的です。

カルシウムとほう素は、植物内では細胞壁を構成する重要な元素で、これが不足することで、病害虫に弱くなり、また根の生長が抑制され、軟弱となり、糸状病害や青枯病などの土壌病害も助長してしまいます。

またカルシウムは、光合成産物「糖」の転流にも重要な成分です。肥大や甘味に大きくかかわっています。さらには、カルシウムは、植物内では信号としても使われる重要なもので、免疫やホルモンの分泌などとも密接にかかわっています。

逆にカルシウムを十分に与えた植物の生育は見事なものです。葉にはワックスが光り、細胞がしっかりと締まり緻密な肉質となります。糖度や風味が非常によく、病気が劇的に減る傾向になります。

農業においては、吸収が難しいとされる「リン酸」と「カルシウム」をいかに吸収させることができるか、これが非常に重要なポイントであり、篤農家が隠している高品質・多収穫の技術でもあります。

石灰の施用だけではカルシウムは足りない

カルシウムは、苦土石灰や炭カルなどの石灰をやっているから大丈夫、という方も多いのではないでしょうか。確かに、石灰とはカルシウムのことです。酸性土壌のpHを上げるために使用する石灰ですが、同時にカルシウムを供給する重要な農業資材でもあります。

しかし、その土壌に十分にあるはずのカルシウムが、意外に吸収が難しい、不足しがちなものであることはあまり知られていないかもしれません。石灰は施用しているのに、多くの生理障害がカルシウム不足によって引き起こされ、知らないうちに生育不良になっている圃場が多いことがその証明ともいえます。

カルシウムは、植物にとって非常に必要量の多い無機成分であるのに、吸収が難しいことが問題を発生させています。もともとカルシウムは水に溶けにくい性質があり、しかも、土壌中に窒素やリン酸や加里、マグネシウムなどが多いと吸収が阻害されるという気難しい側面があります。さらには、夏場の乾燥や過湿など、生育環境が崩れると途端に吸収が難しくなるのも、カルシウムの特徴です。

特に多肥栽培を主流とする農業スタイルでは、より多くのカルシウムを吸収させるための方策がなければ、せっかくの肥料も無駄となり、肥料をやるほど収量や生産物の品質は低下するというジレンマに陥りやすくなります。

つまり、石灰の施用だけではカルシウムは絶対的に足りないことが多いのです。カルシウムは、生育が旺盛で、収量が上がるほど積極的に施用する必要があります。

本気Caの驚くべき病害抵抗性の向上に期待

カルシウムによって、期待するものは、糖度や食味の向上とともに、病害抵抗性の向上だと思います。先述のように、苦土石灰などの施用では、病害への抵抗力、免疫力の向上は期待できません。

面白い実験結果があるので、ご紹介します。この試験は、一般の野菜用培養土に、化成肥料と苦土石灰を混合し、ネギを育てたものです。試験のために、本気Caを2000倍区、5000倍区を設け、無施用区と比較しました。本気Caは、発芽後に2回潅水を行っています。

各試験区同様に発芽し、5cm程度まで成長してきたころを見計らって、未熟堆肥と化成肥料の追肥を行いました。この目的は、軟弱徒長させ、立枯病を誘発させるためです。

すると、面白いことが起こりました。追肥から3日後には、立枯病が発生しましたが、本気Caの試験区は、発生率が低く、それも5000倍区よりも2000倍区で、かなり立枯病の発生が抑えられました。

ネギの試験区1.「本気Ca」は無施用

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(無施用区)追肥の3日後

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(無施用区)さらに2週間後

ネギの試験区2.「本気Ca」を5000倍で施用

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(5000倍区)追肥の3日後

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(5000倍区)さらに2週間後

ネギの試験区3.「本気Ca」を2000倍で施用

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(2000倍区)追肥の3日後

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(2000倍区)さらに2週間後

写真をみて、お分かりになりますでしょうか??クリックするとアップの写真が見れますので、ぜひじっくりご覧ください。

これは、驚くべき病害抵抗性の発現だと思います。簡単な試験ですが、実際の圃場でも、同様の作用が起こりうることは十分想像できます。

この実験からわかることは、
苦土石灰などの石灰資材だけではカルシウム吸収量が不十分であること
・本気Caを施用することで病害抵抗性が高まることが期待できる

ということです。

非常に面白い実験だったと思います。

有機酸キレートカルシウムが開く扉

生石灰や消石灰、炭カルや苦土石灰以外に、カルシウム資材には、いろいろなものがあります。代表的には、塩化カルシウムと硫酸カルシウム、そして硝酸カルシウムでしょうか。

これらの化成肥料は、水への溶解度が高く、効きやすいという特徴があります。現場ではとても便利なアイテムですが、最大の難点は、リン酸や硝酸などと結合しやすいという事でしょう。多用すると、他の肥料の吸収を阻害したり、流亡を促進してしまうことがあるんですね。

また、化成肥料のカルシウムは、葉面散布すると葉焼けしやすいというデメリットもあります。

そこで、登場するのが有機酸カルシウムです。酢酸などを主とする有機酸とカルシウムが結合し、キレートという合体した状態で安定しています。そのため、他の肥料成分の阻害をすることも少なく、吸収や植物体内の移動性に優れているという特徴があるのです。

特に、乾燥しているときや過湿の時、カルシウムを吸いづらくなっています。また、根が弱っているときや、土壌中にリン酸や加里が多くカルシウムの吸収が悪い時、また土壌に施用したカルシウムでは足りないときのプラスアルファで、ぜひ「本気Ca」をお試しください。

農産物の収量改善や品質向上、また病害抵抗性の向上を図りたいときにきっとお役に立てることと思います。

有機酸カルシウムとしては、最高濃度のカルシウムを配合した、ほう素入り「本気Ca」を活用して、ぜひ新しい農業技術の扉を開いてみませんか?

使用方法

使用量(標準) 2000~5000倍希釈(標準 2000倍)
使用方法 葉面散布2000~5000倍希釈
または潅水2~3kg/10a(300~1000倍希釈)
使用時期 細胞分裂期、カルシウム欠乏時、生殖成長期、収穫期
使用頻度(標準)および回数 週1回程度
※カルシウム欠乏時には、週2回程度
注意事項 ・食用、飲用ではありません。
・小児の手の届かない場所に保管してください。
・直射日光や高温になる場所での保管はさけてください。
・結晶ができた場合は、ぬるま湯で溶かしてご使用ください。
・銅剤などのアルカリ性資材との混用はできません。
・一般のリン酸液肥との混用は、できない場合があります。
・他のサンビオティック資材との混用は可能です。
・高濃度または高頻度での葉面散布は、農産物が白く汚れる可能性がありますので、ご注意ください。
・目に入った場合は即座に水で洗い流し、痛みがある場合は医師にご相談ください。

用途

病害予防 キャベツ・白菜の芯腐れ、葉枯症、イチゴ・トマトのチップバーン、リンゴのビターピット、ソラマメのシミ症、その他カルシウム欠乏症
その他 ワックス層の発達、作物の病害虫抵抗力向上、生殖生長促進、果実の糖度や食味の向上、根菜類の肥大・収量増、日持ち・貯蔵性の向上、みかんの浮皮防止、その他の生理障害の予防など

適用作物

果菜類 トマト、キュウリ、ナス、イチゴ、ピーマン、スイカ、カボチャ、ゴーヤなど
豆類 インゲン、キヌサヤ、スナップ、大豆、小豆など
根菜類 ゴボウ、大根、ニンジン、サトイモ、ジャガイモ、生姜など
茎葉菜類 アスパラガス、ホウレンソウ、レタス、キャベツ、ブロッコリー、タマネギ、ネギ、ニンニクなど
花卉類、ハーブ類 バラ、菊、カーネーション、ストック、トルコキキョウ、ミント、シソ、バジルなど
果樹 ミカン、雑柑、ブドウ、梨、リンゴ、柿、桃、マンゴー、パッションフルーツ、キウイ、ブルーベリーなど
水田 稲、レンコン、水芋、ワサビ、イグサなど

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