高級発酵リン酸有機肥料「鈴成」
「鈴成」は100%有機原料を使用し、微生物の利用と適切な処理により、リン酸とカルシウムの肥効を高めたリン酸・カルシウム強化肥料です。病気に負けない強い生育を助けると同時に、果実等の充実、品質向上、収量アップにも大きな力を発揮します。










資材の種類 | 発酵リン酸肥料 |
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容量 | 5kg、20kg |
価格(税込) | 5kg(粉末) 715円 20kg(粉末) 2,640円 20kg(ペレット) 3,080円 |
性状 | 粉末、ペレット(粒状) |
肥料成分 | N-P-K=1-8-10 (N窒素、Pリン酸、Kカリ) 【主要な成分の含有量(現物当たり)】 窒素全量 0.54% リン酸全量 8.90% 加里全量 11.04% 石灰全量 10.44% 苦土全量 3.70% 炭素窒素比 18 pH 9.6 |
主な内容 | 蒸製骨粉・焼製灰、コーン粕、ふすま、米ぬか、大豆粕、他植物原料、貝化石、草木灰 |
鈴成の特長
微生物技術の応用により、リン酸とカルシウムの吸収を同時に高めることが可能になりました。カルシウムが多いため、土壌のph改善もでき、微生物の作用でホクホクの土作り、団粒構造化を促進します。
吸収効果の高い発酵リン酸が、作物を強く美味しく!
肥料の三大要素であるリン酸は、植物の生育には欠かせない要素です。しかし、土壌中のミネラル類(鉄、アルミニウムなど) と結合して難溶化しやすく、吸収の悪い肥料成分です。
また、カルシウムも植物の生育を左右する重要な微量要素です。鈴成は、有機原料由来のリン酸やカルシウムを好気性微生物(菌力アップ)により丁寧に発酵処理し、リン酸やカルシウムの吸収性を高めた画期的肥料です。
鈴成が病気に負けない強い生育を助けると同時に、果実等の充実、品質向上、収量アップにも大きな力を発揮します。
リン酸がワンランク上の栽培を実現します!
独自の微生物で発酵したリン酸は、化成肥料とは比較にならないほど肥効が高まり、健全な生育と着花・結実に効果を発揮します。
リン酸は、花肥え・実肥えとも言われ、花や果樹・果菜類には絶対に必要な成分です。大きく鮮やかな花がたくさん咲き、果実は肥大がよく、甘く高品質となります。
また、生育全般にかかわるため、花や果実だけでなく、発根や新芽の展開、病気に対する免疫力など、様々な面で重要な要素です。
カルシウム欠亡はもう悩まない!
カルシウム欠乏症は、農業現場やガーデニングでいたるところに見られます。畑で見られる生理障害の大半はカルシウム欠乏とも言われます。
たとえば、トマトやナスの尻腐れは代表的ですが、収量そのものが落ちたり、品質が落ちたり、病害虫に弱くなったりと様々な障害が発生します。
鈴成のキレート化された有機酸カルシウムは、吸収率が大変よく、しかも肥効が長く続きます。鈴成を使うことで、もうカルシウム欠乏の心配はいりません。
効果の高い肥料で売上アップとコストの削減
リン酸とカルシウムは、農業経営に最も大きな効果を生む成分ですから、効果的な肥料を使いたいものです。
鈴成は、最高品質の発酵リン酸肥料でありながら、同類の肥料の中で最も安い価格で提供しています。作物の品質を向上し売上を伸ばすと同時に、病気に強くなることでコストが下がる、費用対効果の非常に高い肥料です。
他のサンビオティック資材である、菌力アップや糖力アップとの併用で、利益率の高い農業経営を実現します。
使用方法
使用量(標準) | 葉菜類、根菜類、水田 100kg/10a 果樹・果菜、花卉類 200kg/10a ※追肥の場合は、上記の半分量 |
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使用方法 | 元肥施用、土壌混和 ※追肥も可能 ※果樹の場合は、年2~3回に分けて土壌散布 |
使用時期 | 土づくり期(元肥)、生殖生長期(追肥) |
使用頻度(標準)および回数 | 元肥、追肥として1~3回 |
注意事項 | ・小児の手の届かない場所に保管してください。 ・直射日光や高温になる場所での保管はさけてください。 ・粉末タイプは飛散しやすいため、散布時はゴーグルを使用してください。 ・有機JAS認証資材ではありません。 ・土壌分析の値を参考に施肥量を調整してください。有効態リン酸(可給態リン酸)が著しく多い圃場や、高phの圃場では、施用量を減らすか省略します。 ・カルシウムが多いため、phが高めの肥料です。馬鈴薯やブルーベリーには、お勧めしません。 |
用途
徒長抑制 | ほとんどの作物にとって、徒長した生育は悪影響を及ぼします。鈴成は、植物の機能を高め、光合成能力が増すため、徒長抑制に働きます。茎は太く、葉は厚くテリのある生育となります。その結果、病害虫抵抗性を高め、花芽分化や作物の高品質化につながります。 |
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耐病性向上 | 作物の病害は、主に徒長型生育によって誘発されます。徒長する原因として、チッソ過多である場合や、光合成不足などが影響していることが多いわけですが、本質的には細胞を守る細胞壁や繊維質が軟弱であることが、病気に弱い原因です。鈴成には、細胞壁や繊維を強くするための材料が豊富に含まれており、植物の病害抵抗性は確実に向上します。 |
花芽分化促進、着果数向上 | 植物の生育を支配するものの一つがホルモンバランスです。ホルモンバランスの変化により、栄養生長や生殖生長が自律的にコントロールされていると言われています。鈴成は、生殖生長を促進するため、花芽分化を促進し、花数や果実数が増えます。また果実肥大性も良好となります。 |
糖度、食味、栄養価の向上 | 光合成産物である糖類が、果実や収穫物にしっかりと蓄積されることが美味しい野菜や果物ができる条件です。鈴成は、光合成の能力を高めるため、糖の生成効率が高まると同時に、果実への分配を促します。その結果、食味や糖度が増し、美味しさを感じられる農産物が収穫できます。また、発色・着色が良くなり、また栄養価も良くなり、食品そのものの価値を向上させます。 |
貯蔵性の向上 | 一般に、果実や農産物の貯蔵性は、細胞内に残留した無機チッソ(硝酸態チッソ、アンモニア態チッソ)が影響し、これが多いほど鮮度劣化や腐敗を早めてしまいます。鈴成を施用すると、リン酸やカルシウムが効果的に働き、植物体内の無機チッソ濃度が低下しやすくなります。棚持ちが良く、またいつまでも風味の良い農産物を作るためには、鈴成が役に立ちます。 |
発根促進 | 植物の栄養吸収は、根の先端部分、細根と呼ばれる部分で主に行われていることはよく知られていますが、逆に言うと、細根の発達が、植物の生長を左右するとも言えます。鈴成は、カルシウムを多く含む肥料ですので、phが高く、その施用部分の酸度矯正に働きます。酸性化しやすい日本の土壌では、鈴成を施用すること自体が、発根促進に作用します。 |
適用作物
果菜類 | トマト、キュウリ、ナス、イチゴ、ピーマン、スイカ、カボチャ、ゴーヤなど |
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豆類 | インゲン、キヌサヤ、スナップ、大豆、小豆など |
根菜類 | ゴボウ、大根、ニンジン、サトイモ、生姜、レンコンなど(馬鈴薯は推奨しません) |
葉茎菜類 | アスパラガス、ホウレンソウ、レタス、キャベツ、ブロッコリー、タマネギ、ネギ、ニンニクなど |
花卉類、ハーブ類 | バラ、菊、カーネーション、ストック、トルコキキョウ、ミント、シソ、バジルなど |
果樹 | ミカン、雑柑、ブドウ、梨、リンゴ、柿、桃、マンゴー、パッションフルーツ、キウイなど(ブルーベリーは推奨しません) |
水田 | 稲、レンコン、水芋、ワサビ、イグサなど |